秀歌逍遥・かんぜおん



カテゴリ:[ 短歌/川柳/俳句 ] キーワード: 短歌 俳句


1448件の内、新着の記事から50件ずつ表示します。


[1499] かんぜおん

投稿者: 小川良秀 投稿日:2020年 2月25日(火)08時30分9秒   通報   返信・引用   編集済

   川柳


         傘の中九条武子とひとつなる

         梅花藻に蛙ながれて桃太郎

         踏まれて咲く梅の花にはないでしょう

         愛して愛しちゃったの一休さん

         やさしくして愛の乗駕の阿修羅さん

         すめらぎが妃にもとむかぐや姫

         湯上りの妻が恥じらいさそってる

         愛こばむ人魚であったなにゆえに

         只管打坐女の影がちらほらら

         あれ夢か乙姫さまが誘ってる

         悪口を云わぬが愚か妻の性(さが)

         気合いれ好きだと云えばほな又ね

         感動でこころが動くああ有情

         南瓜盗む猿の目にあるすまんなあ

         学び舎はキスもしないで別れする



      




[1498] 秀歌逍遥

投稿者: 小川良秀 投稿日:2020年 2月19日(水)17時45分42秒   通報   返信・引用

     未来なるあなたを見たいなにゆゑぞ生(いのち)落しめ絶たれたる   小川良秀


心愛(みあ)ちゃんは自分の未来の姿を見たいといった。新聞に載ってた彼女の字は愛らしく性格がよさそうである。父のしつけの虐待で死んでしまった。このようなことがあるだろうか、わが子を殺すようなことがあるだろうか、不可解である。あきらめないで、と自分によびかけている。この父親の闇は深くかなしい。



[1497] かんぜおん

投稿者: 小川良秀 投稿日:2020年 2月13日(木)09時01分5秒   通報   返信・引用   編集済

     たまさかの句


              瞑れば花ひらく音瀬々の音   小川良秀


瞑(めつむ)れば、と読む。花は昔は梅の花、現代では桜、をいう。花を見て瞑目すれば花が咲く音がする、瀬々の春の音が聴こえて。瞑想の音と現実の音の入り混じる世界の幽遠であろうか。


        雪解川名山けづる響かな   前田普羅


簡明にして句の姿がすぐれ内容がある。有無をいわせぬ良さがある。音の調べよし。



[1496] かんぜおん

投稿者: 小川良秀 投稿日:2020年 2月11日(火)09時31分12秒   通報   返信・引用   編集済

     麒麟が来る     小川良秀


NHKの大河ドラマ、麒麟が来る、について電話で意見を言った。何故画面を弄い白ぽくするのだ、画面構成するものを首にせよと詰った。清盛も暗く問題があったことは周知のことである。良いかと思い画面を弄うのである。その時の反省が全くないのである。役者がどんなに立派な演技をしても徒労なのである。ドラマのホジュンをみたらよい、明瞭な画面でまったく問題がない、それゆえにもう見ることをわたしは止めてしまった。



[1495] かんぜおん

投稿者: 小川良秀 投稿日:2020年 2月 6日(木)17時30分20秒   通報   返信・引用

     真子さまの婚約


小室さんとの結婚の意思はかわらないという秋篠宮真子さま。わたしはすばらしいことと思います。わたしも影ながらお祈り申し上げ幸せになられんことを。 合掌




[1493] 秀歌逍遥

投稿者: 小川良秀 投稿日:2020年 1月28日(火)14時40分29秒   通報   返信・引用

     母山羊と仔山羊がながく呼びかはす合歓の葉すでに眠るゆふべ   石川不二子

     肥り気味の黒豹が木を駆け登る殺害なさぬ日常淫ら   佐々木幸綱

     母の名は茜、子の名は雲なりき丘をしづかに下る野生馬   伊藤一彦


一首目   美しい情景で母山羊と仔山羊の眠りをいざなうかのようだ。

二首目   これは動物園なのか、この、淫ら、が作者本人の姿であろう。動物も自分と同じようにみえし。

三首目   童画のように美しい、決して歌は拙くはないだろう。



[1492] 秀歌逍遥

投稿者: 小川良秀 投稿日:2020年 1月24日(金)19時20分56秒   通報   返信・引用

     望月に月の兎が棲まふかと思ふ心を持ちつぎゆかな   秋篠真子さま


詠進歌の今年の歌である、小室さんとの婚約会見のとき、宮様はわたしのことを月のように静かに見守ってくださる存在、といわれたのである。もし破談すれば真子さまのこころが歪み他の男性ならばうまくゆかないであろうと思う。愛をつらぬき二人は結婚して欲しいしするべきである。



[1491] かんぜおん

投稿者: 小川良秀 投稿日:2020年 1月21日(火)17時29分59秒   通報   返信・引用   編集済

      たまさかの句    小川良秀


                      あひおひ橋雪乱れつつながれけり

                      冬空や正念工夫あるがまゝ

                      篝火に焼く餅の香や神の域

                      焚火してポチが尻向く熱さかな

                      句生るるや当意即妙にしづる雪

                      瞑(めつむ)れば雪のふる音瀬々の音

                       ルールルル吹雪を払ふキタキツネ


          雪深し獣になりにゆく夕べ   佐藤文子




[1490] 秀歌逍遥

投稿者: 小川良秀 投稿日:2020年 1月21日(火)17時12分56秒   通報   返信・引用

     夕虹の藍のきはだつ凍て空が高層街へとひろがりてゆく   篠 弘

     最上川逆白波のたつまでにふぶくゆふべとなりにけるかも   斎藤茂吉

     未発表の歌数百首ばかりたまれるは財布に金の唸るがごとし   小池 光

一首目   いわゆる正当な写実歌であろうか、これもまた良し。

二首目   内容簡明にして言葉にしらべがある、さすが、茂吉の歌である。

三首目   魅力あふれる内容である、現代の優秀な表現者。



[1488] かんぜおん

投稿者: 小川良秀 投稿日:2020年 1月 8日(水)00時09分39秒   通報   返信・引用   編集済

     たまさかの句


             花鶏(あとり)来て天変地異の枯木かな

             湖に立つ鳥居はしぐれ鴇よぎる

             雪ふくらみ和顔愛語のあしたなる

             鉄の画の梅月かをる茶入なり



[1487] たまさかの歌

投稿者: 小川良秀 投稿日:2020年 1月 7日(火)09時58分14秒   通報   返信・引用   編集済

     舟屋     小川良秀


        いづくなる神の悠久あらしめてふかき江のいろ舟屋しづまる

        青島江に勇漁追ひこみ勢子どちの死をも怖れぬ血の海浄し

        真央ちやんは当世ゐでたるお雛さま氷蹴飛ばしくるくるくると

        母と離るる安寿のやうに哭き果てて花子ねむらずわれもねむらず(犬の花子)

        母あればこの春の径をあゆまな皺のふかかる母の手繋ぎ

        碧ランの樹々はとざして湖青しあふげば富士の雪ひかりつつ

        断頭台(ギロチン)の刃(やいば)にたばしる血を顕たす花紋のくれなゐ王妃の寝台(ベツド)

        ちさき口あけてねむるよ孫なれるカエルデわたる東風の寂かに

        うるはしききみの唇(くち)もていふものかうつくしきことふたたびあらずと

        古やしろこもれびゆれて空蝉のいだきたる狛寂かなりけり



[1486] かんぜおん

投稿者: 小川良秀 投稿日:2019年12月18日(水)09時41分29秒   通報   返信・引用   編集済

    句のいくつか


              寒菊やすでにわれらは夜にまぎれ   中村汀女

              冬菊のまとふはおのがひかりのみ   水原秋櫻子

              春待つや孫のほゝゑみ無垢なるまゝ   小川良秀

              光堂より一筋の雪解水        有馬朗人

              雪解川名山けずる響かな       前田普羅

              ゆりかもめ胸より降りて来たりけり  井上弘美

              乱菊やわが学問のしづかなる     山口青邨



[1485] 秀歌逍遥

投稿者: 小川良秀 投稿日:2019年12月18日(水)09時31分7秒   通報   返信・引用

     白蓮のつぼみあらはな木のもとに刃物研ぎ屋は店ひらきたり   小池 光

     びりけつになりて我が子が卑屈なるおもざし見せて寄るをさびしむ


一首目、白蓮のつぼみをいって木のもとに刃物研ぎ屋のあるをいう。なにか鋭いものを感じさせ読むもののこころをひきつける。二首目、感情の入り乱れるを詠んで魅力的である。現代で優れた歌の創作者のひとり。



[1484] 秀歌逍遥

投稿者: 小川良秀 投稿日:2019年12月 6日(金)09時33分2秒   通報   返信・引用

   見下ろせる庭にざくろの実は弾け裂け目に赤き雫が光る   篠 弘


作者は現在のまひる野の主宰者である。わたしは驚いたのであるがアララギ系の歌の世界である。またこの写実を尊ぶようだ。詩の世界を希求することを忘れないでほしい。



[1483] 秀歌逍遥

投稿者: 小川良秀 投稿日:2019年12月 6日(金)09時24分1秒   通報   返信・引用

     砂のない砂漠と水のない海と私をめぐる淡いかなしみ   笹井宏之


砂漠を否定し海を否定する、そんな世界の淡いかなしみである。抽象的でとらえがたいものを感ずる。このような歌を認め受けいれる歌人がいるのだ。わからぬとはひとつの夢で求めるものがあるらしい。



[1482] 秀歌逍遥

投稿者: 小川良秀 投稿日:2019年12月 6日(金)09時09分57秒   通報   返信・引用

     はらはらと黄の冬ばらの崩れ去るかりそめならぬことの如くに   窪田空穂


まひる野の祖というべき作者である。わたしもわずかながらこの会にお世話になった。この会はどっちかというと写生のアララギ系のあつまりである。会の主宰者の歌集を読んでその感を強くした。花の命はかようにして崩れ去る、かりそめならぬように。当然ながらの目がある非凡であろうか。



[1481] 秀歌逍遥

投稿者: 小川良秀 投稿日:2019年12月 2日(月)13時23分29秒   通報   返信・引用   編集済

     うるはしききみの唇(くち)もていふものかうつくしきことふたたびあらずと   小川良秀


わたしの18才頃の学園の初恋である。わたしはその頃、演劇青年で、主演・絶賛・優勝と輝いていた、彼女は校内で文芸誌をやっていた。口づけもしない清らかな恋であった、恋は苦しいが身体から滲みでる喜びがあった。そして別れが来た、親が二人がまだ若くひき裂いた。彼女は言った、このふたりの美しきことはふたたびなかろうと。



[1480] 秀歌逍遥

投稿者: 小川良秀 投稿日:2019年12月 2日(月)13時05分35秒   通報   返信・引用

     氷片にふるるがごとくめざめたり患(や)むこと神にえらばれたるや   小中英之


患んで氷片に触れるように目覚めたという。表現がすばらしい、そしてそれは神にえらばれたのかというのだ。感覚がするどく内容が深い。病者はこのような世界に生きているのだろうか。



[1479] かんぜおん

投稿者: 小川良秀 投稿日:2019年11月24日(日)14時41分41秒   通報   返信・引用

     壇蜜


壇蜜が結婚するらしい、漫画家と。美人で句もできる、いやはや驚きである。わたしはかって小池 光の嫁にどうか、だれか紹介してやったらとつぶやいたのだが残念である。彼は今歩くのもたいへんらしい。ひとりで食事をつくっているそうだがちゃんと食べているのか。わたしは二度、結婚をしているのだが、わたしの陶芸の女弟子のクリスチャンの紹介である。



[1478] かんぜおん

投稿者: 小川良秀 投稿日:2019年11月22日(金)18時07分6秒   通報   返信・引用

     ホジュン


韓国の現代の名作で何度観てもすばらしい。歌、俳句の名作も何度読んでもすばらしいがそのすばらしい要素を知るべきである。読者の心を離さぬものとはいかなるものかを知ってほしい。



[1477] かんぜおん

投稿者: 小川良秀 投稿日:2019年11月22日(金)17時53分56秒   通報   返信・引用

     川村妙慶さんのお話


宮津の歴史会館であったので聴くことにした。彼女はアナウンサーをしていて体験的法話がながれるようにお聞きすることができた。現代の法話者であろうか。家は寺である、寂聴さんと少し違うのであるがなかなかの話しぶりである。真宗大谷派僧侶である。わが村の和尚はわたしの遠縁なのだが説法は難しいといってあまり法話などしない。もっぱら、葬式、法事の坊主である。



[1475] 秀歌逍遥

投稿者: 小川良秀 投稿日:2019年11月14日(木)10時27分39秒   通報   返信・引用   編集済

     梟の声がとどきて闇ふかむ杜は過去世にふくまらんとす   西村 尚


ひせい、の主宰の歌。わたしがはじめて経験した細かい指導であった。教授、神主をされていた。丁寧な指導はよいのだが歌が先生流の歌に変えられるのでほとほと困る。それゆえに、歌をいらわない「塔」に入った。ここの主義に合わずヤママユに入った。もう言ったのであるが「舟屋月虹」が顰蹙を買い「まひる野」にすべりこんだ。これもダメで、今、ある仲間とやりたいと思っている。わが梟のやすらぐところは何処ぞ。わたしは歌だけでなく、俳句五年、川柳七ヵ月となる。



[1474] かんぜおん

投稿者: 小川良秀 投稿日:2019年11月13日(水)12時30分18秒   通報   返信・引用   編集済

        松籟抄


             愛して愛しちゃったの一休さん

             盲目の感触ありてきみ踊る

             やさしくして愛の乗駕の阿修羅さん

             湯上りの妻が恥じらいさそってる

             愛こばむ人魚であったなにゆえに

             トメちゃんもうやめてもうつづかない

             ちょい読みは色々話す色々ね

             すめらぎの妃にもとむかぐや姫

             



[1473] 秀歌逍遥

投稿者: 小川良秀 投稿日:2019年11月12日(火)10時34分9秒   通報   返信・引用   編集済

     二十年けちけちと貯へたる銭の出でゆくときにいきほひのあり   竹山 広


二十年とはふたむかしであろうか。彼は貧乏家らしいつましい考えがあるようだ。金の出るときはほんに早いものだね。わたしもある程度は持っていたが、家を建て、子の学資、結婚費、リホーム代と、出るときは早かった。わたしは貧乏である。



[1472] 秀歌逍遥

投稿者: 小川良秀 投稿日:2019年11月12日(火)10時20分44秒   通報   返信・引用

          何故かうかうとなさけなくなり
          弱い心を何度も叱り
          金かりに行く            石川啄木


素直に心情をつづっている。下手な歌人よ、この心がけを忘るるな、素直な歌こそ最上の作品と考えよ。少し歌に馴れてくると上手のあやがでてくるのだ。こんな歌人がいっぱいあふれている。



[1471] 秀歌逍遥

投稿者: 小川良秀 投稿日:2019年11月12日(火)10時09分35秒   通報   返信・引用

     出奔せし夫が住むといふ四国目とづれば不思議に美しき島よ   中城ふみ子


魅力的な歌ですばらしい。目をとずれば四国の島が不思議と美しいというのだ。かっての愛し合った夫の姿が彷彿とよみがえったのである。こころよい詩人の姿がある。



[1470] 川柳  松籟抄

投稿者: 小川良秀 投稿日:2019年11月11日(月)09時43分42秒   通報   返信・引用   編集済

     川柳   松籟抄


                ポチ頭にすんなよ上下かよ

                猿にかこまれ俗人になる拙僧

                只管打坐女の影がちらほらら

                あれ夢か乙姫さまが誘ってる

                豆噛んでまめになりまひょ女夫仲

            



[1469] 川柳

投稿者: 小川良秀 投稿日:2019年11月11日(月)09時25分30秒   通報   返信・引用   編集済

     川柳


          飛ぶ     名月に亀が飛んでる阿蘇の海

                 かまきりが月を切らんと斧飛ばす

          報酬     愛してる報酬なんね吾子ぐずる

                 なんもいらねえ報酬の夜の妻

          帽子     虹の谷飛んでゆく帽子のリボンよ

                 山椒魚が帽子かぶって眠っている

          繋ぐ     愛を繋ぐ歓喜の夜の妻の涙

                 身にこころ繋ぐときどき吾子の無垢



[1468] 秀歌逍遥

投稿者: 小川良秀 投稿日:2019年11月 9日(土)09時46分37秒   通報   返信・引用

     一冬をまとひて軽くあらざりし木綿の法衣ザブザブ洗う   大下一真


問題の、まひる野、の編集人の歌である。この場合、法衣をザブザブと洗う、とあるのだが作務衣ならばそうであるのだが法衣は貴重なものでそのように洗わないであろう。このように法衣を軽くあしはらう僧を聞いたことも見たこともない。安物の僧なのか。十年前、彼の歌を見たとき魅力のない欠伸の出るような歌だと評したが、もう時が経っているのだから歌も上手になっていると思っていたのだがいかがであろう。他人の歌を改竄せずに己の歌をましにしなさい。



[1467] 秀歌逍遥

投稿者: 小川良秀 投稿日:2019年11月 9日(土)09時26分10秒   通報   返信・引用

     舫(もやい)とけし一艘の船をみちびきてしずけき水は湖(うみ)につづけり   永田和宏


彼の歌としてよくできた歌であろう。この船はこのばあい舟のほうがいいだろう。多分琵琶湖のへんで生まれたゆえにできた歌であろう。



[1466] 秀歌逍遥

投稿者: 小川良秀 投稿日:2019年11月 9日(土)09時17分29秒   通報   返信・引用

     ただひとつ惜しみて置けし白桃(しろもも)のゆたけきを吾は食ひをはりけり   斎藤茂吉


まあただごと歌のひとつ、だが、そうともいっておれず。白桃は魅力的、ゆたけき、は平凡ながら非凡。をはりけり、はその満足度がよくわかるのである。歌として上品のかぎりである。



[1465] 秀歌逍遥

投稿者: 小川良秀 投稿日:2019年11月 9日(土)09時06分1秒   通報   返信・引用

     いつからか雲を数える癖がつき鰯雲ならぜんぶでひとつ   小島なを


鰯雲は数えられないでしょう。なにか思いつきばったりの歌のようである。こういう少女のような心の動きからそろそろ卒業しないといつまで経っても安ものの歌になるゆえ母親の歌人はよく導いてやってほしい。



[1464] 秀歌逍遥

投稿者: 小川良秀 投稿日:2019年11月 9日(土)08時56分1秒   通報   返信・引用

     道道に寶石の眼がかくれゐて朝ゆふにわれの足きよくせり   前川佐美雄


面白い眼である。詩人の眼といえる。散歩しながらわが足がきよくするのである。心でなく足なのである、詩人とはこのような感性であろう。このきよさを得てあたらしい歌をつくってゆくのである。



[1463] 秀歌逍遥

投稿者: 小川良秀 投稿日:2019年11月 7日(木)12時16分55秒   通報   返信・引用

     王子ひとり旅立たせる物語母が読むときすさまじきかな   小野興二郎


この王子は釈迦なのか、すさまじきというのだから死の覚悟があったかもしれない。このすざまじき、とは強い母の愛を感じさせる。内容の安からぬものがありよく分るものがある。 



[1462] 秀歌逍遥

投稿者: 小川良秀 投稿日:2019年11月 7日(木)12時05分40秒   通報   返信・引用   編集済

     秋空に鳥の渡りのしばしばもかたちを変えて血潮こぼせり   江戸 雪


唐突に血潮こぼせり、が出てくる。何故に血潮をこぼすのか、生きてゆくゆえの血潮であろうか、想像をさせる。想像以外にわれわれはどうすることもできない。いうなればこの辺が曖昧でいいような悪いようなところである。わたしならば愛の傷みの血潮ととりたいのだが、はたして作者はこのようなことがあったとは思えない。もうちょっとの歌。



[1461] 秀歌逍遥

投稿者: 小川良秀 投稿日:2019年11月 7日(木)11時51分19秒   通報   返信・引用

     いくたびもきみをうしなってきたような夕焼けに身を遠くひたしぬ   大森静佳


夕焼けとは感傷のような彩である。身は遠く、とははるか過去にあるようなで夕焼けも遠き存在。平凡な叙述なのだがさにあらず深さを秘めているのである。韻律もよく感情をなめらかにする。平明ながら平明に帰しない。



[1460] かんぜおん

投稿者: 小川良秀 投稿日:2019年11月 7日(木)00時01分17秒   通報   返信・引用   編集済

      たまさか句


               たき火してポチが尻向くあつさかな   良秀

               安らぐや涅槃寂静ふゆぼとけ

               福の字や魯山人描く新年なり

               きよしこのよる星ひかり馬ぶねのみ子


               海の音一日遠き小春かな   暁台

               鶴舞ふや日は金色の雲を得て   杉田久女



[1459] 秀歌逍遥

投稿者: 小川良秀 投稿日:2019年11月 3日(日)23時26分18秒   通報   返信・引用

     殺鼠剤噛みてふらつく大ねずみ微睡む妻の頬にぶつかり逃げし   小川良秀


まひる野、をやめて会誌は送らないものと思っていたらいかなる風の吹きまわしか送ってくる。この一首があるためであろうか。これは実際に目の前で見た歌である。鼠は殺鼠剤を噛んで方向感覚を失っていたようだ。評者はこんなこともあるものかと疑っている。また猿のように改竄して・・・ぶつかる、としている。実際に見たものと見ないものの違いである。この評者は若く歌が未熟のようだ。



[1458] 秀歌逍遥

投稿者: 小川良秀 投稿日:2019年10月26日(土)11時57分17秒   通報   返信・引用   編集済

     むすばれぬ愛ゆゑにある思ひありカンキの生首かなし首座の打坐   小川良秀


これは永平寺であった実際の出来事である。首座(しゅそ)-修行僧のいちばん位の高い者 と里の村娘の恋である。二人は事情により結ばれることができなかった。娘の首を切った生首をカンキの中に入れ打坐(坐禅)の明け暮れはいかがなものであろうか、そんなにしてまで二人は一緒にいたかったのであろう。怖ろしい真の愛の姿である。

    〇 カンキ・・・広辞苑で見るのだが載ってない。カンー函館の函。キー竹冠に国の字の玉と

            口の右縦をとり貴をいれてある。 僧堂で坐禅する前にある物入れ

    〇かなし・・・愛し と書く。いとしい と 哀しい の感情。



[1457] 日本の財政を考える会への招待状

投稿者: 銭亀亭心太 投稿日:2019年10月25日(金)11時36分49秒   通報   返信・引用

ラジオでは流れないテレビでも写らない
日本がなぜ不景気か?日本はなぜ景気が回復しないか?
日本の財政を考える会は、国民が自主管理の民主国家をめざします。

日本の財政を考える会ブログ「新国譲りの神事」
http://blog.goo.ne.jp/tokoroten001/

また「国民の手で森友問題を追及しよう会」では
安部昭恵さんが籠池夫妻と安部さんと会ったと瑞穂の国小学校の系列「塚本幼稚園」
の講演会で保護者の前で問題発言しています。

安倍総理大臣は「私や妻が事件に関わっていたら議員辞職します」と宣言しています。
問題映像URL
http://www.youtube.com/watch?v=TRd_8Mp7z4c&list=PLPZ9M1FhsAovjx6vyjMeUQ0cm7MyfSCil&index=28&t=0s

国民の手で森友問題を追及しよう会
http://tokoroen001.at.webry.info/
昭恵さんの塚本幼稚園での講演会の映像と合わせて見てください。

http://tokoroen001.at.webry.info/



[1456] かんぜおん

投稿者: 小川良秀 投稿日:2019年10月24日(木)08時59分58秒   通報   返信・引用

     佳句いくつか


              木がらしや目刺にのこる海のいろ   芥川龍之介

              茶の花の包みきれざる黄を零す   山田佳乃

              花嫁を見上げて七五三の子よ   大串 章

              藪みちの先暗がりの落椿   三村純也

              流れゆく大根の葉の早さかな   高浜虚子

              大根引大根で道を教へけり   一茶

              老の仕事大根たばね木に掛けて   西東三鬼

              大仏の冬日は山に移りけり   星野立子



[1455] 秀歌逍遥

投稿者: 小川良秀 投稿日:2019年10月24日(木)01時05分40秒   通報   返信・引用

     腕のなか吾子という川さらさらと夏至ちかき日の夕べ長きに   富田睦子


まひる野、の世話役をされておられ心にほっとするあたたかい人であった。その逆が編集人の大下和尚殿である。いい加減でずる賢く歌もできんで生意気に歌を改竄するのである。嫌なことが多い中で花に遭ったような女性であった。と申し述べるのはまひる野、退散の弁の拙僧である。この歌、最後のところ、夕べ長かり、にしては。



[1454] 秀歌逍遥

投稿者: 小川良秀 投稿日:2019年10月24日(木)00時43分37秒   通報   返信・引用   編集済

     父として幼き者は見上げ居りねがわくは金色の獅子とうつれよ   佐々木幸綱


これは最低の歌である。嘘をこきつかい読むものをだましできると思うのか。この金色の獅子さまはいいかげんな酒好きである。ある芸術家の妻が癌をしておるのに助平というのだ。人の痛み、悲しさがわからんのか。本人いわく、金色の獅子というのだ。テレビなどに出て来ず、若いましなものに変われと拙僧が云ったゆえだろうか、佐々木なにがしの若いもんが出ているようだ。ほんとうにいい加減にせい。



[1453] 秀歌逍遥

投稿者: 小川良秀 投稿日:2019年10月24日(木)00時18分42秒   通報   返信・引用

     黄落のいちやうは吾子にあらざるをかがやき舞へばわが乳(ち)痛めり   水原紫苑


どうということのない歌である。結婚もせずいる女の隠しきれない慟哭であろうか。こういうくだらん歌をつくるのを止めにせねばならんだろうがやめれんのだろう。この乳痛めりが嘘くさいのだ。



[1452] かんぜおん

投稿者: 小川良秀 投稿日:2019年10月18日(金)12時31分25秒   通報   返信・引用   編集済

     川柳


           豹の腹鰐を食らいて脹れるか   小川良秀

           獅子の腹咬みて遁れる縞馬だ

           猫の目に尊厳のある光かな

           雪豹が岩肌駆けくだる力

           弱きもの共に闘うことしらず



[1451] 秀歌逍遥

投稿者: 小川良秀 投稿日:2019年10月18日(金)11時56分39秒   通報   返信・引用

       あめ故に停りありけん 青すずめ青木をはなれ夕空をキる   宮沢賢治

       諍ひはすくなかれども抗ひをつづけたりし己れと思ふ    篠 弘


二首目、たしかに己あっての相手の争いであろう。何がもとになっているのかというものがない、ただおのれが悪いというなら暴論であろう。歌人協会の会長の言としては情けない。



[1450] 川柳

投稿者: 小川良秀 投稿日:2019年10月17日(木)09時39分54秒   通報   返信・引用   編集済

   松籟集


         南瓜盗む猿の目にあるすまんなあ

         蜜柑ほめるみかんぬすっとにみかんやる

         小町がする股のぞきは何を見る

         マリモよマリモふたりの愛沈みゆく

         白い虹かかれる湖(うみ)よ離(か)るふたり


            気合い   気合い入れ大太鼓打てと永平寺

                  気合い入れ好きだと云えばほな又ね

            バランス   バランスよく神の授ける妻であった

                   歌をして句と川柳のバランスは

            夢叶う   初恋のひとと歩むを叶えたかった

                  寛美と喜劇する夢叶いたかった

            愚か   母愚か仏の子僧を生んだのだ

                 悪口を云わぬが愚か妻の性(さが)


           湯上りの夫を呼ぶ妻の愛らしい

           嫌だといいながらもっとの乗駕です

           母の夢に生まれた私ほとけの子

           嫌だといってくちずけする妻の好き

           時に嫌時に好きなのでもね好き

           鶺鴒の尾の上下をじっと見る

           大江鬼姫と裸のフラダンス 



[1449] かんぜおん

投稿者: 小川良秀 投稿日:2019年10月17日(木)08時48分37秒   通報   返信・引用   編集済

     名句いくつか


              新涼の山々にふれ雲走る   今井つる女

              刃に触れて罅走りたる西瓜かな   長谷川 櫂

              物音は一個にひとつ秋はじめ   藤田湘子

              僧来ませり水飯なりとも参らせん   正岡子規


              子の摘める秋七草の茎短か   星野立子

              栗飯のまつたき栗にめぐりあふ   日野草城

              秋の暮水のやうなる酒二合   村上鬼城


              雪山に雪の降りゐる夕かな   普羅

              秋風の吹くる方に帰るなり


              やはらかき身を月光の中に容れ   桂 信子

              名月や神泉苑の魚躍る   蕪村

              水底の岩に落ちつく木の葉かな   丈草

              花野風より水の急ぎけり   黛 執

              



[1448] かんぜおん

投稿者: 小川良秀 投稿日:2019年10月12日(土)09時55分52秒   通報   返信・引用

     たまさかの句


              黄葉づきてメタセコイアの雨上がる   良秀

              黄葉づきてメタセコイアに虹かかる

              紅葉づきて苗名滝なる地震滝



[1447] 秀歌逍遥

投稿者: 小川良秀 投稿日:2019年10月12日(土)09時49分9秒   通報   返信・引用   編集済

     いくたびもきみをうしなってきたような夕焼けに身を遠くひたしぬ   大森静佳

     秋空に鳥の渡りのしばしばもかたちを変えて血潮こぼせり   江戸 雪

     王子ひとり旅立たせたる物語母が読むときすさまじきかな   小野興二郎


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