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コラムは事実を語っていた

 投稿者:キンちゃん  投稿日:2019年 2月26日(火)22時02分7秒
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   こんばんは。遅ればせながら、北海道の皆さま、お見舞い申し上げます。あちらこちらで自然災害が群発し、いったいこの国はどうなってしまったのでしょう。いざという時に備え、日ごろから準備しておく……しかないのでしょうか。と言ってもねえ……。明日も元気で目が覚めることを祈りながら床に就く毎日です。

 さて、このサイトのトップページには、いつも見出しに、じゅうよっつ様の筆になるちょっとした囲みの記事(コラムと呼んでもいいですか?)が載せられています。私はこれを読むのも楽しみの一つで、更新されるのが待ち遠しいくらいです。とくに今月のコラムは、読んで「なるほど!」と唸りました。このときの唸り声で、寝ていた女房が「どないしてん?睡眠時無呼吸症候群で心の臓が止まったンか?」と勘違いして跳び起きたほどです。
 じゅうよっつ様がご指摘のとおり、時代をさかのぼって、あのころ(ほら、このチャンが活躍していたころですよ)の役者さん、みんなチャンバラがうまかった。安心して楽しめた。最近は「時代劇スター」って「不在」ですものね。
 たまたま、今月は東映チャンネルでオールスターの次郎長ものを特集しています。私も機会があって「勢揃い東海道」、「任侠中仙道」、「任侠東海道」を見たのですが、いやあ、これがまたみんなうまいんです、殺陣が。
 のりりん様が仰っているのも、たぶん、このことだと思うのですが、当時、東映には、片岡、市川、橋蔵、千代の介、錦之介、大友(敬称略)という六大スター(美空ひばりを入れて七大スターという説もあります)がいましたが、いずれも立ち回りは一級品でした。それだけでなく、若手ながら、伏見、里見、山城、南郷、外様ながら、高田、黒川、若山等々、チャンバラのできる役者さんが目白押しでしたね。さらに、斬られ役(いや、斬られ役だからこそ)の無名の俳優さんらまでもが、きまってました。
 よく「東映時代劇は様式美にとらわれて面白くない。黒澤や五社の時代劇のほうがリアルで面白い。東映のチャンバラはあきまへんで」と言われますが、最近読んだ「日本映画隠れた名作」(中公選書)という本の中で、川本三郎氏が、「当時の東映時代劇もけっこう激しい殺陣なんですよ。決して踊りのような殺陣ではない」と述べています。この部分を読んで私はわが意を得たりとばかり、「異議なし!」と叫びました。このときの叫び声で、寝ていた女房が「どないしてん?逆流性食道炎でげっぷが止まらへんのンか」と言って跳び起きたほどです。

 当時の時代劇スター、やはり、日ごろから殺陣の稽古に明け暮れていたんでしょうね。スターでなくても、時代劇に出るからにはそれなりに厳しい修練を積んでいたのだと推測します。「雨あがる」で、寺尾聡さんが時代劇に主演されました。この映画のために、寺尾氏はものすごい殺陣の練習をしたとか、喧伝されました。で、御前試合か何かの場面、相手の繰り出す木刀の鋭い突きを、ひょいひょいとかわすシーンがありました。それを見て、私は食べていた日清シーフードヌードル(貧しい食生活ですって?夜食ですよッ)を「ぶわはっ、がはっ」と吹き出してしまいました。突きをかわす、どう見てもエサをついばむ鶏に見えてしまったものですから。ああ、寺尾さん、思えば「テュルテュル」歌いながらレコ大もらった時が華だったのですね。いや、岡崎友紀に片思いする海沼先生よりは成長のあとが見えますけんども。

 閑話休題。私なりに六大スターの殺陣のイメージを言語化してみました。
 片岡千恵蔵は「重厚」、市川右太衛門は「流麗」、大川橋蔵は「優美」、東千代の介は「繊細」、中村錦之介は「溌剌」、大友柳太郎は「豪快」、松方弘樹は「奔放」、品川隆二は「自在」、山城新伍は「卑猥」……おーい、ずれてきたぞ~。

 え?近衛十四郎はですって?はい。「天衣無縫」「融通無碍」「縦横無尽」「天地正大」「空前絶後」、要するに二字の熟語では言い表せないくらいのもんでして……。

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