teacup. [ 掲示板 ] [ 掲示板作成 ] [ 有料掲示板 ] [ ブログ ]


スレッド一覧

  1. ぽろりっ(1)
  2. ぽろりっ(0)
  3. 返信ありがとう(0)
  4. 返信ありがとう(0)
  5. ぽろりっ(0)
  6. 返信ありがとう(0)
  7. ぽろりっ(0)
  8. 全力全開(0)
スレッド一覧(全8)  他のスレッドを探す 

*掲示板をお持ちでない方へ、まずは掲示板を作成しましょう。無料掲示板作成

新着順:2150/6286 記事一覧表示 | 《前のページ | 次のページ》

「立憲主義」の用例と頻度(その2)

 投稿者:鈴木小太郎  投稿日:2015年 6月26日(金)10時41分1秒
  通報
  もう少し具体的に用例を見てみると、まず戦前の4件は、

森口繁治『立憲主義と議会政治』(大阪毎日新聞ほか、大正13)
塚本堅太郎『一乗立憲主義の概念』(一乗立憲会本部、昭和7)
宮沢俊義・田中二郎『立憲主義と三民主義・五権憲法』(中央大学、1937)
宮沢俊義・田中二郎『立憲主義と三民主義・五権憲法』(中華民国法制研究会、1937)

となっていて、3・4番目は明らかに重複ですね。
最初の『立憲主義と議会政治』の著者・森口繁治は滝川事件で辞職した京都帝大教授で、まあ、これは良いとして、2番目の「一乗立憲主義」は訳が分かりません。
宗教的なものでしょうか。
3・4番目は憲法の大家・宮沢俊義と行政法の大家・田中二郎の若き日の共著で、著者は問題ありませんが、三民主義はともかく「五権憲法」って何なんでしょうか。
ちょっとテーマは特殊な感じですね。

ついで1946-55年の7件を見ると、重複があるので実質5件で、

黒田覚「民主主義と立憲主義」(『新憲法講座』第1巻、政治教育協会、昭和21)
森順次「政治理論としての立憲主義の成立」( 『彦根経専論叢』、前進書房、1948)
石井金一郎「法典論争の一考察--家制論と外見的立憲主義」(『広島女子短期大学研究紀要』、1952)
常盤敏太「経営立憲主義提唱」(『専修大学論集』、1954)
松本三之介「明治立憲主義と政党-1-」(大阪市立大学法学会『法学雑誌』、1954)

といった具合です。
4番目は若干異質ですね。

ついで1956-1965年の15件、重複があるので実質12件を見ると、

森順次「立憲主義憲法の基本問題」(博士論文、立命館大学)
同「立憲主義憲法の再検討-序説」(『公法学の諸問題 : 渡辺宗太郎博士還暦記念』所収、有斐閣)
同「立憲主義とゲルマン思想」(滋賀大学経済学会『彦根論叢』)
同「ジョン・ロックと立憲主義の理論」(滋賀大学経済学会『彦根論叢』)
同「立憲主義の理論とルソー」(滋賀大学経済学会『彦根論叢』)
栗城寿夫「3月前期のバーデンの憲法生活における二元主義--ドイツ初期立憲主義の一側面」(1)-(3)
(大阪市立大学法学会『法学雑誌』)
J.ジーメス「ロエスラーの憲法理論における社会発展と立憲主義の関係」」(1)-(3)(国家学会事務所『国家学会雑誌』)
阿部斉「アメリカ立憲主義の形成--マサチュセッツ邦憲法制定をめぐって」(法政大学法学志林協会『法学林』)
栗城寿夫『ドイツ初期立憲主義の研究 : バーデンにおける憲法生活を中心として』(有斐閣)

といった具合です。
森順次氏と栗城寿夫氏の活躍が目立ちます。
 
 
》記事一覧表示

新着順:2150/6286 《前のページ | 次のページ》
/6286